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北朝鮮政治・国際問題

【5分で分かる時事!】北朝鮮はなぜミサイルを打つの?日本に落ちたら?値段?庶民の暮らしは?

北朝鮮

北朝鮮は度々ミサイルの発射実験を繰り返しています。

2022年10月の最初の週には1週間に4回という頻度で

ミサイルを日本海に向けて発射しています。

(ミサイル1発あたり2~5億円かかります)

そして、2022年10月4日、北朝鮮のミサイルは日本の青森県上空を飛行し、

日本のEEZ外に落下しました。(2017年9月以来)

これは過去最長の飛距離4600kmになります。

なぜこんなにもミサイル発射実験をする必要があるのか?

金正恩の目的は何なのか?

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北朝鮮とは

第二次大戦直後の1945年9月に建国し、その後、60年以上も金一族の独裁体制が続いている国です。人口は約2300万人で、首都・平壌に住む一握りの権力者は豪勢な暮らしをしていますが、多くの国民がまともな食事を食べられない生活を強いられています。

金一族

初代 金日成→建国

2代目 金正日

3代目 金正恩→2021年現在の最高指導者

政治

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北朝鮮政府は、

国民からあらゆる自由を奪い、互いに監視させ合い、親子間でも密告を奨励する「恐怖政治」を行っています。

体制に反発する人々を強制収容所に閉じ込め、牛馬のごとく働かせ、収容者は看守の気分次第で虫けらのように殺されていく「収容所列島」です。

例えば、K-POPや日本のアニメを見るだけで死刑。

ジーンズもアメリカの文化だから、履いたら死刑。

国家の財政事情

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国内総生産(GDP) 1700ドル/1人

かつては韓国と同水準の経済状況であったが、

1970年代後半から経済は衰退。

今や韓国との所得格差は20倍以上と言われています。

1990年代、社会主義・共産主義国が続々と崩壊していきました。

それらの国々(中国やソ連など)から支援を受けていた北朝鮮は支援を受けることができなくなり、

国内の食糧事情は悪化。

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側近が中国式市場開放経済モデルを提言するも、

正日はそれを反対。

正日は独裁政権崩壊を恐れたのです。

また、正日は

「地方住民はいくら死んでも構わない。平壌市と首都圏の数百万人だけが生きていれば政権は維持できる」

と側近に漏らしていたらしいです。

政権を維持するため、正日は1人で政治を判断をし、

その結果、

正日政権下では約30万人~300万人が餓死したと言われています。

現在は

外貨獲得のため、国家ぐるみでサイバー攻撃や薬物の密売・密輸入を行っています。

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なぜミサイルを打つのか?

こんなにも貧困で、国民も飢えているのに

どうしてお金のかかるミサイルを打ち続けるのでしょうか?

理由は大きく3つあります。

・他国からの援助を引き出すため

・成果を誇示するため

・アメリカへの圧力

です。

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他国からの援助を引き出すため

大きな理由は周辺国から食料支援や経済的な援助を受けるためです。

「核兵器を使うぞ!」

と脅すことによって、支援を受けようと考えたのです。

例えば、

日本や韓国は既に北朝鮮のミサイルの射程距離にいます。

特に、韓国はいまだ朝鮮戦争の真っ最中で北朝鮮と戦争中ですので、

いつ打たれてもおかしくないのです。

つまり、

「ミサイルを打たれたくなかったら、言うことを聞け!」

というロジックです。

現在、北朝鮮は核兵器を持ったことにより国連から経済制裁を受けています。

また、日本やアメリカを含む西側諸国は追加の制裁も北朝鮮に課しています。

ただでさえ、経済的に貧弱な北朝鮮が国際的な制裁を食らって、

普通に生活できるわけがありません。

西側諸国は「完全な非核化」をしたら制裁解除を約束していますが、

「完全な非核化」=「金政権の崩壊」

を意味します。

金正恩は政権崩壊は何としてでも食い止めたいため、

脅迫することにより制裁解除を取り付けようとしているのです。

成果を誇示したいため

金正恩は若くして、北朝鮮トップに指名されました。

しかし、若さゆえに権力基盤は弱く、国民の支持も薄かったのです。

そこで、核兵器の発展を成果とし、大国であるアメリカと同等の指導者として見られようと考えたのです。

特に、2022年は故金日成主席の生誕110年なので、金正恩としては国内に示せる成果が欲しいのです。

ミサイルに日本列島を横断させるのは

日本は眼中にないということの表れともいえます。

北朝鮮の最大の敵対国、そして憧れは大国アメリカだけです。

また、権力を示すため、実の叔父を処刑しました。

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アメリカへの圧力

北朝鮮がミサイル開発を進める理由が、アメリカに届くミサイルが欲しいからです。

北朝鮮とアメリカは立地的にかなり離れているため、

アメリカ国内では北朝鮮を脅威として捉えることがありませんでした。

しかし、北朝鮮が核兵器を開発し、

アメリカにも届くICBMの発射実験などに成功し、アメリカ国内でも

北朝鮮を大きな脅威と考えるようになりました。

しかしながら、

北朝鮮の非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の間の交渉が行き詰まっています。

北朝鮮は非核化の措置を進める見返りに経済制裁を緩和すること、

そして、米韓合同軍事演習の中止など「敵視政策」を撤回することを求めてきました。

これに対し、アメリカは無視。

より有利な条件で交渉の場にアメリカをつかせたいため、

軍事的に圧力を与えているわけです。

北朝鮮のミサイル一覧

新型短距離弾道ミサイル(SRBM)

低空を変則軌道で飛行するため、迎撃が難しい。

極超音速ミサイル

探知や迎撃が困難。

アメリカもまだ開発途中。

ロシアがウクライナ侵攻で使用したことがある。

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大陸間弾道ミサイル(ICBM)

アメリカ本土まで届くミサイル。

開発途中。

2022年11月18日に発射されたICBMは日本のEEZ内に落下しました。

この時、ミサイルはロフテッド軌道と呼ばれる発射法が使用されており、

直線にするとアメリカ本土にまで射程距離は伸びると言われています。

北朝鮮の金正恩総書記も談話で

「我々はアメリカ本土も射程圏内の武器がある」

と発表しています。

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各国の思惑

今度は視点を変えて、北朝鮮以外の国に目を向けてみます。

アメリカ、日本、EUなど

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日本は北朝鮮を明確な脅威として認識しています。

それはミサイルだけでなく、拉致問題や核兵器開発などです。

また、北朝鮮が反日なのを知っているから、攻撃される可能性が高いのです。

対して、アメリカやEUなどは

北朝鮮を脅威とみなし、資本主義の国にさせたいと考えているのです。

資本主義はアメリカや欧州主導の考え方で、

これ以上、社会主義や共産主義広がるのを避けたいのです。

中国、ロシア

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中国やロシアは北朝鮮の崩壊を好ましく思いません。

なぜなら、自分たちと同じ考え方である

共産主義・社会主義、独裁体制の国が減るのはアメリカとの戦いに不利だからです。

特に中国は北朝鮮と陸続きなので、

北朝鮮が崩壊すると、多くの難民が中国に流れることを恐れています。

なので、国連決議違反としながらも、密輸入などで北朝鮮を支援しています。

また、国連で一致した対応をしようとしても

安全保障理事会では

中国とロシアが拒否権を行使し、大きな経済制裁ができていません。

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この対応に各国から非難が相次いでいます。

中国とロシア以外の安全保障理事会の国は北朝鮮によるミサイル発射実験を非難する

共同声明を発表しました。

これにより、中国とロシアが孤立しているのが鮮明となりました。

中国とロシアは

「北朝鮮がミサイル実験をするのはアメリカが韓国や日本と軍事訓練をし、緊張を高めた結果だ」

と主張しています。

核実験の可能性

北朝鮮は度々核実験を行っています。

今回もこの短期間でミサイル発射実験を行うということは

核実験もセットで行う可能性が高いとみられています。

北朝鮮の核実験は2006年に始まり、一番最近のやつだと2017年に

実施されました。

2022年10月25日に韓国政府は

「北朝鮮が核実験準備を完了した」

と発表したことから、実験の実施はほぼ確実だと思われます。

今回、核実験が行われれば5年ぶりということになり、

アメリカを含む西側諸国は警戒をしています。

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日本に落ちたら

日本は軍事大国のアメリカと同盟を結んでいるため、

北朝鮮から攻撃を受ける可能性は低いです。

しかし、相手が捨て身の覚悟の場合は確実に攻撃されるでしょう。

なぜなら、日本には多くの米軍基地があるからです。

北朝鮮はまず補給を断つために米軍基地をミサイル攻撃します。

ミサイル発射の7~8分後に日本本土に着弾します。(Jアラートが鳴ってから5分ほど)

ミサイルの回収

2022年11月9日に

韓国軍は北朝鮮が発射し、落下したミサイルを回収しました。

分析した結果、1960年代に旧ソ連が開発した地対空ミサイル「SA5」と

判明したと発表しました。

また、残骸に記された文字は全てロシア語でした。

ミサイル発射一覧

・1993年5月(初)

・1998年8月→テポドン

・2006年5月

・2006年7月

・2009年4月

・2011年12月16日

・2011年12月19日

・2012年1月

・2012年3月

・2012年4月

・2012年12月

・2013年5月

・2014年2月

・2014年3月16日

・2014年3月22日

・2014年3月23日

・2014年3月26日

・2014年6月26日

・2014年6月29日

・2014年7月2日

・2014年7月9日

・2014年7月13日

・2014年7月14日

・2014年7月26日

・2014年7月30日

・2014年8月

・2014年9月

・2015年2月

・2015年5月8日

・2015年5月9日

・2015年6月

・2015年11月

・2016年2月

・2016年3月3日

・2016年3月10日

・2016年3月18日

・2016年3月21日

・2016年4月16日

・2016年4月23日

・2016年4月28日

・2016年5月

・2016年6月

・2016年7月9日

・2016年7月19日

・2016年8月3日

・2016年8月24日

・2016年9月

・2016年10月15日

・2016年10月20日

・2017年2月

・2017年3月

・2017年4月5日

・2017年4月16日

・2017年4月29日

・2017年5月14日

・2017年5月21日

・2017年5月29日

・2017年6月

・2017年7月4日

・2017年7月28日

・2017年8月26日

・2017年8月29日

・2017年9月

・2017年11月29日

・2019年5月4日

・2019年5月9日

・2019年7月25日

・2019年7月31日

・2019年8月2日

・2019年8月6日

・2019年8月10日

・2019年8月16日

・2019年8月24日

・2019年9月10日

・2019年10月2日

・2019年10月31日

・2020年3月2日

・2020年3月9日

・2020年3月21日

・2020年3月29日

・2021年1月

・2021年3月

・2021年9月

・2021年10月

・2022年1月~11月(毎月発射実験)

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