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北朝鮮政治・国際問題

【5分で分かる時事!】なぜ北朝鮮はミサイルを打つの?分かりやすく解説

北朝鮮

北朝鮮とは

第二次大戦直後の1945年9月に建国し、その後、60年以上も金一族の独裁体制が続いている国です。人口は約2300万人で、首都・平壌に住む一握りの権力者は豪勢な暮らしをしていますが、多くの国民がまともな食事を食べられない生活を強いられています。

金一族

初代 金日成→建国

2代目 金正日

3代目 金正恩→2021年現在の最高指導者

政治

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北朝鮮政府は、国民からあらゆる自由を奪い、互いに監視させ合い、親子間でも密告を奨励する「恐怖政治」を行っています。体制に反発する人々を強制収容所に閉じ込め、牛馬のごとく働かせ、収容者は看守の気分次第で虫けらのように殺されていく「収容所列島」です。

例えば、K-POPや日本のアニメを見るだけで死刑。

ジーンズもアメリカの文化だから、履いたら死刑。

国家の財政事情

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国内総生産(GDP) 1700ドル/1人

かつては韓国と同水準の経済状況であったが、

1970年代後半から経済は衰退。

今や韓国との所得格差は20倍以上と言われている。

1990年代、社会主義・共産主義国が続々と崩壊していった。

それらの国々(中国やソ連など)から支援を受けていた北朝鮮は支援を受けることができなくなり、

国内の食糧事情は悪化。

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側近が中国式市場開放経済モデルを提言するも、

正日はそれを反対。

正日は独裁政権崩壊を恐れたのだ。

また、正日は

「地方住民はいくら死んでも構わない。平壌市と首都圏の数百万人だけが生きていれば政権は維持できる」

と側近に漏らしていた。

政権を維持するため、正日は1人で政治を判断した。

その結果、

正日政権下では約30万人~300万人が餓死したと言われている。

外貨獲得のため、国家ぐるみでサイバー攻撃や薬物の密売・密輸入を行っている。

なぜミサイルを打つのか?

こんなにも貧困で、国民も飢えているのに

どうしてお金のかかるミサイルを打ち続けるのでしょうか?

大きな理由は2つあります。

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援助を受けるため

それは周辺国から食料支援や経済的な援助を受けるためです。

「核兵器を使うぞ!」

と脅すことによって、支援を受けようと考えたのです。

例えば、

日本や韓国は既に北朝鮮のミサイルの射程距離にいます。

特に、韓国はいまだ朝鮮戦争の真っ最中で北朝鮮と戦争中ですので、

いつ打たれてもおかしくないのです。

つまり、

「ミサイルを打たれたくなかったら、言うことを聞け!」

というロジックです。

成果を誇示したいため

金正恩は若くして、北朝鮮トップに指名されました。

しかし、若さゆえに権力基盤は弱く、国民の支持も薄かったのです。

そこで、核兵器の発展を成果とし、大国であるアメリカと同等の指導者として見られようと考えたのです。

特に、2022年は故金日成主席の生誕110年なので、金正恩としては国内に示せる成果が欲しいのです。

各国の思惑

今度は視点を変えて、北朝鮮以外の国に目を向けてみます。

アメリカ、日本、EUなど

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日本は北朝鮮を明確な脅威として認識しています。

それはミサイルだけでなく、拉致問題や核兵器開発などです。

また、北朝鮮が反日なのを知っているから、攻撃される可能性が高いのです。

対して、アメリカやEUなどは

北朝鮮を脅威とみなし、資本主義の国にさせたいと考えているのです。

資本主義はアメリカや欧州主導の考え方で、

これ以上、社会主義や共産主義広がるのを避けたいのです。

なぜなら、アメリカが天敵のロシアに対抗するために。

中国、ロシア

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中国やロシアは北朝鮮の崩壊を好ましく思いません。

なぜなら、自分たちと同じ考え方である

共産主義・社会主義、独裁体制の国が減るのはアメリカとの戦いに不利だからです。

特に中国は北朝鮮と陸続きなので、

北朝鮮が崩壊すると、多くの難民が中国に流れることを恐れています。

なので、国連決議違反としながらも、密輸入などで北朝鮮を支援しています。

また、国連で一致した対応をしようとしても

安全保障理事会という大国5か国(アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア)

で中国とロシアが拒否権を行使し、大きな経済制裁ができていません。

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