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北朝鮮

【5分で分かる時事!】北朝鮮のICBMとは?日本への脅威は?射程は?発射を繰り返す

北朝鮮のICBMとは?

2022年に入って、たびたびニュースで流れる北朝鮮のICBM発射

しかし、何が脅威なのか分からない方も多いはず。

今回はICBMの脅威について分かりやすく解説していきます。

【5分で分かる時事!】北朝鮮はなぜ弾道ミサイルを打つの?日本に落ちたら?一覧。値段?庶民の暮らしは?
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自己紹介
tiroha

旧帝大学院に通う学部研究生(理系)
国立理系卒(大学院外部受験)
専攻は情報システム。いわゆる、プログラミングやIT。
卒論:機械学習による画像認識

資格:英検2級、TOEIC755点、漢検準2級、数検準2級、柔道初段、空手初段

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ICBMとは?

ICBMは、Intercontinental Ballistic Missileの略称。

「大陸間弾道ミサイル」と呼ばれるように、射程が長距離のため、

海を隔てた大陸の間を飛ぶことのできる弾道ミサイルのことを指します。

ICBMの射程は最低でも5500キロメートルとされており、

北朝鮮から発射された場合、アメリカまで到達することが

できる可能性があります。

北朝鮮はこのICBMの射程距離を伸ばして、

アメリカまで届くように発射実験を繰り返しています。

詳しい解説はこちら↓

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ICBMの脅威として、

核弾頭(核兵器)を搭載できるように設計されていることがあげられます。

アメリカは、ICBMのほか、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、

戦略爆撃機を戦略核戦力の「3本柱」としていることから

かなり強力な兵器と言えます。

北朝鮮のICBM

2017年11月29日に発射したICBM級弾道ミサイル「火星15」型について、

北朝鮮は

「アメリカ本土全域を打撃することができ、国家核武装の完成を実現した」

と発表しています。

日本の防衛白書では

「その飛翔高度、距離、公表された映像などを踏まえれば、搭載する弾頭の重量などによっては1万キロメートルを超える射程となりうると考えられる」

と分析しています。

2022年3月24日に発射した「火星17」は

急角度で高い高度で打ち上げる「ロフテッド軌道」という発射方法でした。

これを通常の軌道、つまり角度を抑えてより遠くの場所を標的とした場合、

弾頭の重さによっては、飛距離が1万5000キロを超えるとみられています。

北朝鮮の考え

個人的に北朝鮮の考えは2つあると思います。

核兵器の抑止力の強さ

今回のウクライナ侵攻でロシアを非難している西側諸国ですが、

核兵器を持つロシアに欧米各国は軍事介入に消極的です。

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それはなぜか?

ロシアは核兵器を保持しており、核戦争となるのを恐れているからです。

北朝鮮はきっと核兵器さえ保持していれば、日本や韓国に武力行使をしても、

アメリカは積極的に軍事介入しないだろうと考えています。

譲歩を望んでいる

アメリカがトランプ政権からバイデン政権になってから、

北朝鮮への関与が弱くなっています。

それは代々民主党政権は戦略的無視という方針を北朝鮮に対して行っていたからです。

また、それに輪をかけて、

ロシアがウクライナ侵攻を始めました。

アメリカをはじめ、欧州各国は北朝鮮よりウクライナ侵攻に手一杯です。

世界から無視されるのに耐えられない金正恩はミサイルを打つことで、

脅威として世界に認知してほしいです。

世界の大陸間弾道ミサイル トップ 10 – YouTube

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