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中国

【5分で分かる時事!】中国の恒大集団が破産?金融危機の恐れ?経営危機?

中国の恒大集団

恒大集団とは?

1996年に許家印が設立。創業者の許家印は 中国政府による住宅制度改革によって不動産需要が伸びることをにらんで、1996年・38歳の時に不動産会社「恒大」を設立した。許の目論見どおり会社は飛躍的に成長を遂げ、2009年に香港証券取引所に「中国恒大」として上場し、会社の時価総額は72億200万ドルまで上昇した。恒大集団の事業手法は、中国都市部の不動産価格急騰を背景に、自社の株式や不動産を担保にした多額の借入金と投資家からの資金を元に土地を素早く取得することで、購入した不動産価格の値上がりによってバランスシート上の資産額を増大させ、加えて開発による売却益により収益力が増大することで、会社の時価総額を大きくさせることで信用を勝ち取ることにあった。

(wikipediaより)

簡単にまとめると、

中国第2位の不動産会社。

業種はデベロッパー(マンションを建てて、それを貸して利益を得る)

不動産以外にもサッカーチーム経営、電気自動車開発にも着手。

年商8兆円

日本の企業と比較すると、

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主な経営スタイル

日本のソフトバンクのように借金をして、得た資金で投資を行っていくという

超ギャンブル企業。

借金額の推移は

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イメージ的に借金に借金を重ねるスタイル。

借金を返すために別の所で借金をして、返済に充てるイメージ。

なぜ、借金ばかりで平気だったのか?

当時の中国は不動産バブルでした。

つまり、不動産(家)の値段が年々増加していき、

最終的に家を買うには、

国民の平均年収の50倍のお金が必要となったのです。

日本で例えると、

平均年収400万×50 = 2億円

家を買うだけで、2億円必要となるまで不動産価格は膨れ上がりました。

グラフから日本のバブル期と似ているのが分かります。

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恒大集団の経営危機?

ここまで順調に利益を伸ばしてきた恒大集団ですが、

どうして急に経営危機の話が出てきたのでしょう?

経営危機の原因

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それは中国政府による不動産会社への圧力が原因です。

中国政府は2020年8月、

バブルを抑えようと

「三条紅線」=3本のレッドライン

という融資規制を行いました。

これはいわば、恒大集団のような

「借金だらけの会社には融資をするな!」

と政府が銀行に圧力をかけたものです。

当時の恒大集団は資産である、

預金3兆円

不動産24兆円(すぐに換金できるものでない)

これに対し、借金

後払い代金14兆円

税金数兆円

と現預金に対して、借金がはるかに多かったのです。

今まではこれを借金によって回していましたが、

銀行からお金を借りられなくなったので、困りました。

これにより恒大集団の株価は今年に入り大きく下落。

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・企業が持っている社債への配当

・個人投資家が持っている株式への配当

・銀行からの融資金返済

など

会社からの利益還元が行われず、遂に債務不履行(デフォルト)か?

という話にまで発展しました。

これに対し、恒大集団は

持っている不動産のバーゲンセールや株式売却、子会社の資産化など

で経営破綻を防ごうとしています。

実際、債務不履行(デフォルト)はありえるの?

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十分あり得ます。

未だに負債が33兆円残っていると言われており、

「リーマンショックが起きる」

との懸念があり、世界的に株価は落ち込んでいます。

恒大集団の動き

10/19に期日を迎える人民元建て社債の利払いを先に実施すると発表。

資金繰りが深刻化した先月下旬にも、人民元建て社債の利払いを行っており、

国内債権者を優先する姿勢が鮮明となった。

一方、恒大は先月下旬以降にドル建て社債の利払いを3回にわたって見送っており、未払い額は計2億7900万ドル(約320億円)に達する。期日から30日以内に利払いができなければデフォルト(債務不履行)となる。

借金返済のための、子会社の売却が頓挫しました。

規模は約25億米ドル(約3000億円)

これにより、返済のための資金繰りがより困難になり、

債務不履行(デフォルト)へ1歩近付きました。

中国共産党機関紙・人民日報系の証券時報(電子版)は22日、中国不動産大手、中国恒大集団が、23日に猶予期限が終了するドル建て社債の利息8350万ドル(約95億円)について、受託者である米シティバンクに21日に送金したと報じた。

中国恒大集団のトップ、許家印主席は22日、不動産業を大幅に縮小し、新エネルギー車事業を強化して会社を存続させる考えを示した。

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