日韓通貨スワップとは?
引用:日韓
日韓通貨スワップって何?
日本と韓国が結んだスワップ協定だよ。
スワップ協定がそもそも分からない。。
自国の通貨と他国の通貨を交換する協定のことだよ。
FXみたいなこと?
そんな博打みたなことではないよ(笑)
今回は通貨スワップについて解説していくよ!
スワップ協定とは
引用:スワップ
各国の中央銀行(日本の場合、日本銀行)が互いに協定を結ぶ「通貨スワップ協定」というものもありますが、これは自国の通貨危機が起きた際、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定です。単に「スワップ協定」とか、「通貨交換協定」とも呼ばれます。
要するに、
「あらかじめ為替レートを決めておき、
仮に相場のレートが上下しても、協定を結んでおけば、
定めた為替レートで取引できる。」
ということ。
日韓通貨スワップとは
日本の中央銀行(日本銀行)と韓国の中央銀行が結んだスワップ協定のこと。
日本円と韓国ウォンをあらかじめ決めた為替レートで交換することができる。
メリット
日本側のメリットはなし。
理由としては、2点があげられます。
・日本における米ドル資金については、日米通貨スワップ協定が期限・金額無制限
で実施されているため、わざわざ韓国ウォンを受け取る必要がない。
・日韓での貿易の大半は「円建て」のため、仮に韓国ウォンの為替レートが不安定
になっても、日本企業に与える影響は限定的となる。
デメリット
日本側としてはデメリットの方が大きいです。
デメリットは大きく分けて2点。
・700億ドルのスワップ資金が返済されないリスクがある。
・ヨーロッパの資金が韓国企業に流入しやすくなる。
→結果として、日本企業と競合関係にある数社へのファイナンスを、日本企業が
保証しているという事態に。。
このように、日本側にメリットが一切ないことから
「日韓通貨スワップ」は事実上、日本から韓国への経済援助と言われています。