妻の飯がマズくて離婚したい
今回はTwitterでリクエストをいただいた
「妻の飯がマズくて離婚したい」
という漫画の概要とどんな議論があるのか?
についてまとめてみたいと思います!
概要
食をテーマに、価値観正反対の夫婦を描く「妻の飯がマズくて離婚したい」
「いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を」をテーマにした、
母親向けウェブサイトmamastaで連載の始まった。
4コマ連載漫画「妻の飯がマズくて離婚したい」という、タイトルからすでに炎上の気配が漂う漫画が物議を醸しています。
内容は「この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています」とのことで、作者の経験ではなく投稿された体験談に基づくもの。現在サイト内ランキングを総ナメ状態となっています。
登場人物
ミナミ
3人の子供を持つ、料理が苦手な兼業主婦。
「どうせお腹に入れば同じ」という哲学を持ち、何か言えば「文句あるなら食べなくていい」とする母親に育てられた。
アツシ
裕福ではないものの「お金を掛けずに手間をかけて」を哲学に、
自炊も外食や出前も家族の「特別な時間」とする家庭で育ち、
料理好き、美味しい物好きとなった主人公の旦那。
内容
このふたりが出会って小さな違和感を抱えたまま結婚して3人の子持ちとなり、
育児と将来のための節約を考えながらやりくりをがんばる中で、
すれ違いが離婚の危機にまで発展していきます。
話題になっている理由
単に料理の上手い下手、好き嫌いというレベルを超えた
家庭崩壊の危機が描かれているのですが、
危機の根底にあるのが誰もが避けて通れない食の問題
が話題になっています。
妻ミナミの母親の哲学に対する議論
「どうせお腹に入れば同じ」→おいしい料理は意味がない
これに対し、ネットでの意見では
食育に関するネグレクトに近く、
「文句あるなら食べなくていい」の口癖は児童虐待だとの指摘。
そして、そんな哲学の元で育った主人公ミナミもまた児童虐待
をする親になった、と
虐待を受けた子供が親になってから、自分の子供に虐待をする社会問題
が想起される。→虐待は連鎖する
夫アツシに対する議論
「お金を掛けずに手間をかけて」→料理もおいしく食べたい
夫のアツシさんは試行錯誤して、何とか料理をおいしくしようと
努力しますが、出てくるのはまずい料理。
ネットでは、
まずい料理が問題なのではなく、「おいしい料理を食べたい!」
という感情を持つのも許されないのが問題
との指摘も。→価値観が認められない
また、
子供にマズい料理を食べさせつつ自分だけ12000円のコース料理をこっそり食べに行くのは親としてはかなり自分勝手!
という意見も。
夫が提案する代替案は高価なものばかりで
全く家計を気にしていない。
と指摘も。
確かに、男の料理ってお金がかかるイメージ。。。
たまの料理でお肉も無駄に高いやつを買ってきて、
1ヶ月分の食費が消費されるみたいな(笑)
まとめ
この漫画で議論となっているのは
「価値観の相違」と「相手への無関心」
例えば、
夫がスポーツカーを好きな理由を理解できますか?
同様に、
妻が化粧水や化粧品にこだわる理由を理解できますか?
大半の夫婦は
「何がいいの?」
となると思います。
夫婦と言っても、赤の他人です。
育った環境や考え方が一致しないことの方が多いです。
結婚生活において、これらの違いを認めるのが重要