新型コロナウイルス
新型コロナウイルスとは
2019年に中国の武漢で流行したウイルス。
コウモリ由来のウイルスとされている。
主な症状
発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感、味覚障害など。
主な変異株とその特徴
アルファ型
2020年12月上旬にイギリスで見つかった変異株。
従来のウイルスと比べて、感染力が強く重症化するリスクが高い。
ワクチンへの影響はほぼない。
ベータ型
2020年5月上旬に南アフリカで発生したとされる。
変異が早いので、
「ワクチンへの影響がほぼない」という意見と
「ワクチンの予防力低下」という意見が
幅広くあります。
ガンマ型
2020年11月にブラジルで発生した変異株。
こちらもワクチンへの影響は
「ほぼない」という意見と
「大いにある」という意見で
別れています。
デルタ型
α株の1.5倍の感染力。
最も感染が拡大した変異株。
重症化リスクが高い。
ワクチンの発症予防効果が
ファイザー社製のワクチンで88%
入院予防が96%
と言われています。
オミクロン型(BA.1株)
2021年11月に南アフリカで見つかった変異株。
感染力はデルタ株の3倍以上。
ワクチンを打っても再感染する
もしくは
一度感染した人がもう一度感染する
ブレイクスルー感染
の能力が高いとされている。
ファイザー社は3回目のワクチン接種で中和抗体量を2回目の接種と比べて、
25倍増やすことができると発表。
2回接種でも重症化を防げるとのこと。
重症化のリスクはかなり低く、肺炎を起こすのもかなり稀。
目立つ症状は鼻炎。
致死率はインフルエンザと同程度(0.02%)
ステルスオミクロン型(BA.2株)
オミクロン型よりさらに感染力が強い。
致死率はオミクロン株と同程度。
※一部の遺伝子検査ではオミクロン株と分類できないことが由来