共通テスト試験会場での刺殺未遂事件
出典:スポーツ報知/報知新聞社
概要
15日午前8時半ごろ、東京都文京区弥生1丁目の東大前の歩道上で、東京都豊島区の男性(72)、大学入学共通テストの受験で訪れていた千葉県市川市の女子高校生(17)、同県浦安市の男子高校生(18)の計3人が刃物で背中を切り付けられた。3人は負傷して病院に搬送された。男性は重傷で、生徒は命に別条はない。
(引用:報知新聞社)
1/15,16は国公立大学の1次試験にあたる共通テストの本番でした。
試験会場である東大本郷キャンパス前で起きた悲惨な事故と言えます。
犯人
詳細
犯人は、高校2年生の少年(17歳)
名古屋市在住
愛知県では屈指の進学校
東海高等学校の生徒(偏差値75)
医学部医学科合格者数No.1
動機
少年は「3人を切った。面識はない。医者になるため東大を目指して勉強していたが、成績が1年前から振るわなくなり、自信をなくした。医者になれないのなら人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」と容疑を認めている。
引用:報知新聞
要約すると、
医者になろうと勉強を頑張っていたが、成績が振るわず、
自身を無くし、自暴自棄になって人を殺して死のうと思った、と。
余罪
今回の事件の前にも少年は余罪があるです。
・事件前、東大近くの駅で火を放った。(失敗)
→放火はできたが、すぐに鎮火された。
個人的な感想
事件を聞いた時、はらわたが煮えくり返るぐらいの怒りがありました。
もちろん、今もですが。。。
しかし、事件の詳細を聞くと、僕自身理解できる部分も多かったです。
なぜなら、僕も医学部を目指して勉強していたからです。
その期間は本当に辛く、すごく不安な毎日でした。
勉強しかしていない自分と社会人になった同級生、大学進学した同級生。
他の人たちが輝いて見えて、自分の存在意義が分からなくなった時期も多かったです。
それほどまでに医学部受験は過酷なものでした。
結局、別の道に進むことになりましたが、
今思えばかなり成長できた体験だったと思います。
犯人のしたことは許せませんが、
反省をしてちゃんと罪を償ってほしいです。
最後に、今回の事件で犠牲になった方々に最大限の救済措置が取られることを期待しています。